サインツ・ジュニア、下部タイトル獲得もF1への展望開けず
Carlos Sainz Jr. (C)Redbull Racing
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レッドブル・グループのジュニア育成ドライバーであるカルロス・サインツ・ジュニア(19歳:スペイン)が今季参戦していたフォーミュラ・ルノー3.5でみごとシリーズ・チャンピオンを獲得した。
多くのドライバー育成に関与してきたレッドブル・グループだが、このシリーズでタイトル獲得を果たしたのはこれが初ということになる。
「チャンピオン獲得は僕だけの力でなく、チームのみんなが懸命に働いてくれたからこそ。
ほんとうに感謝している。
最後のレースが9位というのはちょっぴり不満足なことだけど目標はタイトル獲得だったので結果オーライ」とサインツ・ジュニア。
一時は小林可夢偉に代わりケータハムからF1デビューという可能性もあったサインツ・ジュニアだが、本人のシリーズ・タイトル獲得を優先とする意向で実現しなかった。
しかしその間に2014年はGP3からダニール・クビアト、さらに2015年にはF3のマックス・フェルスタッペンと後輩に先を越された感じ。
いま窺うのはトロ・ロッソのシートだが、まだ予断を許さない状況だ。
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