2015年復帰予定のホンダ、計画より開発大幅遅れの見通し
ランキング9位となった2008年以来となるF1復帰を目指す日本のホンダだが、その開発の遅れをイタリアの専門誌がこぞって伝えている。
地元専門紙の『ガゼッタ・デロ・スポルト紙らによれば、これまでのところ期待した性能が発揮できておらず、少なくとも予定のスケジュールに比べ3か月の遅れがあるのだという。
このためホンダ首脳は日本国内のあらゆる叡知を集めるよう指示を出したとのことだ。
同社がエンジン供給を予定するマクラーレン・チームにもその影響は及んでおり、噂に上がるフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の獲得も現状では実現の可能性が低いとみられる。
Jenson Button (C)Honda Racing
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またこうしたことから一時は今季限りとみられたジェンソン・バトンとの契約更新、さらにはケビン・マグヌッセンの残留にもその芽が生じているとされる。
「これだけの大プロジェクトには経験あるドライバーが必要」と自ら指摘するバトンは、かつてホンダF1チームに所属したドライバーで知己も多い。
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