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2014/09/22

ロズベルグ(メルセデス)、「目の前が真っ暗になった」

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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チャンピオンシップ争いで重要な曲面となった今回のレースで、あってはならないノーポイント・リタイヤとなったニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)のトラブル原因は、ステアリングコラム(ハンドル取り付け部)であったようだ。

「実はレース前のガレージにいる時点でもうステアリングに何かトラブルがあるのはわかっていたんだ。
でも実際フォーメーションラップという時にグリッドから離れられなかった時にはもう目の前が真っ暗になったよ。
とにかくギヤがニュートラルから全然入らないので動けなかった。
ピットに戻り、ステアリングホイールを交換して再スタートしたけれど、ギヤシフトはできるようになったものの無線もDRSもERSもすべて機能しなかった。
結局、レース続行を諦めるしかなかった訳。
チームとしてはハミルトンが勝ってくれたので良かったけれど、二度と同じことが起きないようにしないと……」と、力ないロズベルグ。

パディ・ロウ/テクニカル・エグゼクティブディレクターによればトラブルの原因はステアリング取り付け部であるコラムのワイヤーハーネスにあったようだ。
従ってステアリングホイールを交換して一時的に良くなってもレース中にトラブルを解消することは困難だったことになる。

結局このレースでノーポイントだったロズベルグは、長く守ったランキング首位の座からの陥落を余儀なくされた。

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