「チケット代下げるならチーム分配金減少」と、エクレストン氏
Stand Image (C)McLaren Group
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近年、F1グランプリ観客数の減少が明らかになっているが、これについて複数のチーム関係者から「F1チケット代金が高すぎる」との指摘がされている。
チーム側の説明によれば、近年F1グランプリの開催料金が著しく高騰していて、これに対応するため各グランプリのプロモーターはチケット代金を高く設定せざるを得なくなっているという。
メルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは「ホッケンハイム(ドイツ)やモンツァ(イタリア)といった伝統のグランプリの観客席が埋まらないというのは異常なことだ」と指摘している。
しかしこれを聞いたFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表は、「チケット代金を下げるならチームへの分配金を減少させる」と開き直っている。
「プロモーターが得る収入の70%がチームに支払われている。
観客数の減少はチケット代金のせいではないが、そうだというなら彼らの収入も下げれば良い」と、超富裕のイギリス人。
残念ながら簡単な解決策は望めそうもないようだ。
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