ミカ・サロ氏、「不明瞭な無線指示制限は悪影響」
Mika Salo (C)Ferrari S.p.A
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元フェラーリ等のF1ドライバーであるミカ・サロ氏(47歳:フィンランド)が、今回からFIA(国際自動車連盟)が導入したいわゆる「無線指示制限」について否定的な見解を示している。
これは地元フィンランドのテレビ局『MTV3』に語ったもので、その中でサロ氏は「もしもドライバーとの無線交信を規制しようとするなら、全面禁止にすべき。
そうでないなら逆にすべてOKにすべきなんだ。
こんな、どこまでが良くてどれがいけないのか不明瞭な状況では、ただ混乱を招くだけ。
結果は悪影響でしかないし、スチュワード(競技審査委員)だってこんな状況では取り締まりに悩むだけだろう。
個人的にはまったく反対だね、今回の規制については……」と、警告している。
次戦日本GPではサロ氏がドライバー出身枠のレーススチュワードを務めるとみられていて、自身にとっても頭の痛い状況のようだ。
なおサロ氏は先に騒動になった「燃料流量違反問題」でもFIAの対応を厳しく批判した論客で知られる。
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