シンガポールGPはハミルトン(メルセデス)ポールTOウィン
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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前夜来の雨も上がり、幸いドライコンディションでシンガポールGP決勝レースは行われた。
フロントロウのロズベルグがフォーメーションラップでスタートできず。
そのフォーメーションラップで小林可夢偉(ケータハム)が突然のスローダウン、火災があったようでマーシャルから消火剤を掛けられる始末、戦わずして戦列を去る羽目となった。
最後尾から追い上げたロズベルグも、結局マシントラブルは完治せずピットストップした際にギヤが入らないことから続行を断念、チャンピオンシップ争いでノーポイントになる痛恨のリタイヤを余儀なくされた。
また30ラップ目にはペレス(フォース・インディア)がスーティル(ザウバー)との接触でフロントウィングを破損、デブリが散らばったことでセーフティカーが導入された。
38周目にレースは再開。
この時点の首位はハミルトン。
以下、ベッテル、リカルド、アロンソ、マッサ、ボタス、バトン、ライコネンの順。
54周目、9位を走っていたバトンは電気系トラブルによりストップ。
結局レースは「2時間ルール」により61周のところを60周に短縮されてチェッカーフラッグ。
ポールポジションからスタートしたハミルトンがここシンガポールでは2勝目となるポールTOウィンを飾った。
ハミルトンの優勝は前戦に続く連続で今季7勝目、自身通算29勝目を記録した。
2位にはベッテル(レッドブル)、3位リカルド(レッドブル)、4位アロンソ(フェラーリ)、5位マッサ(ウィリアムズ)、6位ベルニュ(トロ・ロッソ)、ベルニュにはコース外走行で5秒ストップ・ペナルティ加算のペナルティがあるが、順位は変わらない模様。
7位ペレス(フォース・インディア)、8位ライコネン(フェラーリ)、9位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、そして10位がマグヌッセン(マクラーレン)だった。
最終ラップまでポイント圏内を走っていたボタス(ウィリアムズ)はタイヤの寿命か大きく姿勢を崩して無念の後退で11位となった。
12位マルドナド(ロータス)、13位グロージャン(ロータス)、14位クビアト(トロ・ロッソ)、15位エリクソン(ケータハム)、16位ビアンキ(マルシア)、そして17位チルトン(マルシア)までが完走。
リタイヤはバトン(マクラーレン)、スーティル(ザウバー)、グティエレス(ザウバー)、ロズベルグ(メルセデス)、そして小林可夢偉(ケータハム)の5台だった。
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