メルヒもロッテラーも反論、依然続くケータハムF1内騒動
Roberto Merhi (C)Caterham F1 Team
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このイタリアGPで、小林可夢偉に代わりカーナンバー10の『CT05』をドライブするという噂もあったスペインの若者ロベルト・メルヒ(20歳)は、結局今回はフリー走行1回目セッション出走だけということになった。
表向きは「ケータハムの起用に感謝している」と謝意を表したものの、近い関係者には「フリー走行だけのために支払いなんかしていない」と、今回の資金持込を強く否定した。
メルヒのシート獲得についてはケータハムが巨額(約4千万円?)の支払いを求めたという噂が伝えられたがスーパーライセンスの問題もあってか交渉はまとまらなかったとみられる。
また前戦ベルギーGPで小林可夢偉に代わって出場したアンドレ・ロッテラーも、当初今回のイタリアGP出走を打診されたものの全セッションを自身で走ることができない(フリー走行1回目はメルヒ)という条件に反発、これを拒否したとも伝えられている。
結局、今週のイタリアGPでは本来のレースドライバーである小林可夢偉に落ち着いたものの、毎戦続くドライバー起用の騒動に可夢偉自身も弁護士を通じてチームに確認を取っているということだ。
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