ライコネン(フェラーリ)、「ERSの改善が必須」と訴え
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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今シーズンここまで41ポイントでランキング10位。
121ポイント獲得してランキング5位のチームメイト(フェルナンド・アロンソ)に明らかな後れを取っているフェラーリ・チームのキミ・ライコネンは、挽回の必須マターとして「ERSの改善」を訴えた。
ERS(エネルギー回生システム)は今シーズンのF1レギュレーションの肝の一つで、これを有効に作用させられるかどうかがレース結果を左右させるほど重要な要素と言われている。
これについてライコネンは、「ここまでのレースが思うようなものになっていないのは言うまでもない現実だ。
われわれにはいろいろと改善すべき課題が多いけれど、ERSは間違いなくその一つだろうね。
1ラップだけについてみればウチは決して他のチームやエンジンと比べても劣っていないと思うんだ。
でもレース・ディスタンスを走りきろうとするとウチは明らかに苦戦していて、その理由がここにあると思ってる。
これが改善されればシーズン終盤の巻き返しはおそらく可能だよ」と、語っている。
ここまで目下コンストラクターズ・ランキング4位というのは跳ね馬チームにとって2009年シーズン以来の「屈辱」ということになる。
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