C.ホワイティング/ディレクター、無線取り締まりの困難さ認める
Charlie Whiting (C)RedBull Racing
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チーム関係者の反発から予定した「無線指示制限」の完全実施を来年まで延期したFIA(国際自動車連盟)だが、チャーリー・ホワイティング/レースディレクターはその取り締まりの困難さを訴えた。
それによれば、全チームのすべてのドライバーに対しリアルタイムで取り締まることは不可能なので実際には録音されたものを後から検証するすることになる。
しかし特定の言葉を使うことにより「暗号化」して伝えることは十分できるので、そうしたものまで完全にチェックすることはできないだろうというもの。
「ルールを施行するとなればやらなければならないことがある。
ルールに則ったことかどうか微妙なものについても検証しなければならなくなる。
困難ではあつてもそれがわれわれの仕事だ」と、ホワイティング氏。
FIAではこのために8人の専門スタッフが作業に当たるという。
しかし一部チームでは早くも無線交信をイタリア語にするなど「抵抗」の動きを見せ始めているという。
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