C.アルバース(前ケータハム代表)は「新オーナーのやり口に嫌気」
Christijan Albers (C)Caterham F1 Team
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わずか2か月でケータハムF1チーム代表の座を離れたクリスチャン・アルバース氏は、表向きその理由を「家族との時間を過ごすため」としているが、これに誰もが納得している訳ではない。
実際、これについて取材したドイツ『スポルト1』の記者は、「アルバースは新オーナーの拝金主義に嫌気が差した」と、その真の理由を推測している。
それによればアルバース氏は新代表に就く際、チームの戦闘力アップに力を入れるよう約束したにもかかわらず、上層部が奔走したのはとりあえずの資金持込ドライバー確保やチーム売却のための話題造りのことばかりなのだという。
実際、ベルギーGPでは小林可夢偉に代えてチームの中枢であるコリン・コレス氏お気に入りのアンドレ・ロッテラーを乗せて話題造り。
さらに次は強いスポンサー支援のルートを持つとされる若手ドライバー対象のロベルト・メルヒ起用に執着となっている。
プロに徹した小林可夢偉の働きを称賛したアルバース氏だったがこうした動きに失望、残念ながら早々にチーム離脱を決断したという。
そして再びこのチームは混迷の中にはまりつつある。
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