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2014/09/06

シーズン最速のサーキットで、1ストップが予測される (ピレリ)

(C)Pirelli Motorsport
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2014 イタリアグランプリ フリー走行

ハード、ミディアムともに低い摩耗とデグラデーション
両コンパウンド間の性能差は、ラップあたり0.6秒

2014年9月5日、モンツァ
モンツァの特徴は、シーズン中で最速のトップスピードと最も低いダウンフォースセットアップです。このような厳しい環境においても、ピレリのホームレースとなる日曜日の決勝では、1回のみのピットストップが予想されています。

2回のフリー走行セッションを通じた両コンパウンドの摩耗とデグラデーションのレベルは低く、日が進むにつれて、より多くのラバーがトラック上に乗るため、このレベルはさらに低くなると予測されます。FP2での気温は28℃、路面温度は40℃に達し、予想よりも若干高くなりました。予選および決勝でも同様のコンディションとなりそうです。

大半のドライバーの走行データによると、両コンパウンド間の性能差はラップあたり約0.6秒ということで、決勝のみならず予選においても多彩な戦略が展開されるでしょう。例えば、予選でハードタイヤを使用し、ミディアムタイヤを決勝に温存する戦略も採り得ます。イタリアグランプリ用として、ピレリのタイヤレンジ中で最も耐久性の高い2つのコンパウンドであるハードとミディアムが選択されています。タイヤがピーク性能を発揮するラップ数を明確にすることが、フリー走行における各チームの作業のひとつであり、予選にとって重要な情報となります。例を挙げると、ミディアムタイヤは、ピーク性能を2周提供できそうです。通常通り、各チームは、決勝における各局面でのタイヤ性能に関するデータを収集するために、多様な燃料搭載量で両コンパウンドを使用したレースシミュレーションを行いました。この情報は、ピットストップのタイミングを決定するレース戦略を構築する際に活用されます。

メルセデスが両フリー走行セッションでトップとなりました。午前中のFP1ではルイス・ハミルトンがハードタイヤで、午後のFP2ではニコ・ロズベルグがミディアムタイヤで、それぞれ最速タイムを記録しました。ロズベルグのFP2でのベンチマークタイムは、1分26秒225でした。

ピレリジャパン・プレスリリース

ポール・ヘンベリーのコメント:「モンツァでの両コンパウンド間の性能差は現時点で0.6秒ほどですが、明日以降のレース週末も大きな変化は無いと見ています。両コンパウンドともに非常に耐久性があり、デグラデーションも大変低くなっています。したがって、昨年同様、日曜日の決勝では1ストップが主流になると予測しています。ドライバーたちは、ミディアムもしくはハードで予選を戦うことができますが、ミディアムコンパウンドが決勝でのメインタイヤとなるでしょう。例年通り、世界で最も情熱的で熱狂的なサポーターであるイタリアのファンの素晴らしい歓迎を受け、とても嬉しく感じています」

Pi
今日の豆知識:
1925年のモンツァでは、ピレリのスーパーフレックスコードタイヤを装着したアルファ・ロメオP2を駆るガストーネ・ブリッリ・ペーリが、アルファ・ロメオに初のマニュファクチャラーズタイトルをもたらしました。彼は、80周で争われるレースの32周目にリアタイヤのみを交換する1回のピットストップを行い、800kmのレースを5時間14分でフィニッシュしました。平均速度は152km/hでした。

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