ジャン・エリック・ベルニュに非情、レッドブルの決断
Jean-Eric.Vergne (C)Redbull Racing
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史上最年少F1ドライバーの誕生というビッグニュースが伝えられる一方で、新規にデビューするドライバーがあればその分シートを失うドライバーも生じることになる。
今回、トロ・ロッソが下した選択はダニール・クビアト(20歳:ロシア)の温存、ジャン・エリック・ベルニュ(24歳:フランス)の放出というものだった。
今季ここまでの11戦を終え、クビアトの6ポイントに対し、ベルニュのほうは倍近い11ポイントを獲得しているのにチームはクビアトのほうを選択したことになる。
同チームのフランツ・トスト代表は、「われわれのチームは常に将来が嘱望される有能な若手ドライバーの起用に重きを置いてきた。
今回の選択はこれに従うものだ。
ベルニュはチームに大きな貢献を果たしてくれたが、残念ながらシーズン前半いくつかの信頼性トラブルにより、期待された結果を残せなかった。
彼が他の分野に転じたとしても、われわれは彼の健闘を祈っている」と、説明した。
レッドブル・グループ傘下で資金的な心配がない反面、チーム方針まで兄貴分であるレッドブル・レーシングを含め、より上部からの意向が働くのは止むを得ないところか。
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