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2014/08/24

メルセデスのニコ・ロズベルグがインターミディエイトタイヤでポールポジションを獲得 (ピレリ)

ニコ・ロズベルグ (C)Pirelli Motorsport
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2014 ベルギーグランプリ 予選

・複雑なコンディションとなったスパでの予選で、Cinturatoフルウェットとインターミディエイトが登場
・スリックタイヤが全て未使用の状態の中、決勝はドライレースが予測される

2014年8月23日、スパ・フランコルシャン
ベルギーグランプリ予選で、メルセデスのニコ・ロズベルグが、Cinturatoグリーン・インターミディエイトタイヤを使用してポールポジションを獲得し、スパにおける過去6年で6人目のポールシッターとなりました。メルセデスが他のライバルチームに対して約2秒のペースアドバンテージをキープして、ロズベルグがトリッキーなコンディションの中、チームメイトのルイス・ハミルトンを抑えました。

予選前に激しいレインシャワーがあり、気温10℃、路面温度19℃のフルウェットコンディションでのセッション開始となりました。Q1開始時は、インターミディエイトとフルウェットの両方が使用されていましたが、セッション終了までに全ドライバーがインターミディエイトに移行しました。

Q2に進出した全チームもインターミディエイトを使用しました。セッション終了間際、トラックがわずかに乾いた状態となり、多くのドライバーが自己のタイムを更新しました。

Q3で速いタイムを計測する鍵は、セッションのできるだけ遅い時間帯でフィニッシュラインを越えることでしたが、スリックタイヤに移行するほどのドライコンディションには至りませんでした。ポールポジションは、セッション終了直前、メルセデスの両ドライバーによる緊迫したバトルでの決着となりました。

本日の雨によって、全チームがフルアロケーションの新品スリックタイヤを明日の決勝用に持っていることになります。メルセデスは予選でトップ2を独占しましたが、FP3では2台ともにトップ2に入ることができませんでした。

ピレリジャパン・プレスリリース

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「ウェットコンディションでの予選でしたが、明日の決勝はドライレースが予測されているので、今日得られたデータが明日の決勝への関連性を持たないこともあり、各チームは難しいタスクに直面します。今回の予選での課題は、通常のウェットコンディションへの対処とは異なり、サーキットのある部分が非常にウェットであっても他の部分がそれよりもドライであるといった複雑なコンディションに対応することでした。このような状況下でよく見られるように、速いラップタイムを計測するタイミングが決定的となるエキサイティングな予選となりました。決勝では2ストップを予測していますが、スピードに自信のあるチームは3ストップに挑んでくるかもしれません。予選でスリックタイヤが全く使われませんでしたので、明日の決勝では、各チームはあらゆる選択肢を可能にする新品スリックタイヤを持っていることになります」

ピレリの戦略予測:
ドライコンディションが続いた場合、44周で争われるベルギーグランプリでは、通常の状況下、2ストップが予測されます。

最速の戦略:
ソフトでスタート、15周でソフトへ、29周でミディアムへ交換。
1ストップまたは3ストップも理論的には可能ですが、最速のアプローチではありません。

FP3のラップタイム上位:

Pi

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