優勝リカルド(レッドブル)、「チャンスないって言ったの誰だ」
Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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事前からメルセデスAMG勢の優位が伝えられ、実際に公式予選では3位以下に丸2秒という絶望的な大差を付けたベルギーGPだったが、終わってみればみごとな優勝劇を演じてみせたのは予選5番手からスタートしたレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドだった。
「レース前、みんながここでは僕らにチャンスはないって言ってたよ。
でも僕は決してそんなことはないと信じて最後まで全力で戦ったんだ。
とりわけレース終盤はそのままのタイヤで行けるのか気掛かりだった。
チームからも無線で心配されたんだけど、結局そのままのタイヤで逃げ切ることができた。
これで3勝目だけれど、これまでの2回がアグレッシブなレーススタイルで勝ち得たのに対し、今回は冷静な計算の上で着実に手にした勝利だった。
だから今日の気分はまた格別なものだよ」
カナダGP以降ベルギーまでのここ6戦でメルセデスAMG勢は合わせて3勝に留まったが、残りの3レースすべてをこのリカルドが制したことになる。
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