困難直面ザウバー、それでも「フェラーリ・エンジン搭載継続」
Monisha Kaltenborn (C)Sauber Motorsport
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これまで幾多の強力なシーズンを経験してきたザウバー・チームだが、今季は11戦を消化してまだ1ポイントも獲得できていないという苦しい状況。
このままではチーム創設以来の今シーズン10位以下という危機に直面している。
しかしそれでも同チームのモニシャ・カルテンボーン/CEOは「フェラーリとの関係に何ら変更は生じない」と、強調している。
「確かに今年は私たちにとって困難なシーズンであるということは正直認めなくてはなりません。
しかし成績が上がらない原因は単純なものではありません。
フェラーリのパワーユニットがパーフェクトなものではありませんし、また『C33』が最高のマシンでないことも認めざるを得ないことです。
それでもフェラーリ・チームとの関係はすこぶる強固なもので、長い年月の間に多少の浮き沈みがあったとしてもそれで揺らぐようなものではないのです。
私たちが悲しんだり不満に思っている時には、フェラーリの同僚は私たちの倍悲しいし不満に感じていることでしょう」
しかしその一方で、ザウバー・チームはホンダ・エンジンのカスタマー供給の筆頭候補にも挙げられている。
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