メルセデス首脳、「フェルスタッペンにレッドブルを勧めた」
Toto Wolff (C)Mercedes Motorsports
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その将来が嘱望される16歳、マックス・フェルスタッペン(オランダ)は2015年トロ・ロッソからのF1デビューを視野にレッドブル・グループのジュニア育成ドライバー契約を結んだが、その背景にはメルセデスAMGチーム首脳の計らいがあったという。
そうドイツの『ビルト』紙に明かすのはメルセデスAMGチームでエクゼクティブ・ディレクターを務めるトト・ウォルフ氏(41歳:オーストリア)だ。
「実はわれわれもフェルスタッペン親子とは何回も話し合いをしていたんだ。
マックスに類い稀なドライビング能力があるのは誰の目にも明らかだったしね。
ただ、メルセデスとしては育成ドライバーまではいいとして、近い将来にF1レースシートを用意することはできないと言ったんだ。
そうした意味から、その可能性を持ったレッドブルからの申し入れを受け入れることをわれわれからも勧めたのさ。
彼がすぐにわれわれの強力なライバルになるのは困るけれどね」
実現すれば文句なく史上最年少F1ドライバーの記録を塗り替える若者に関係者から注目が集まっている。
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