F1裏事情に振り回されたアレクサンダー・ロッシ(マルシア)
Alexander Rossi (C)Marussia F1 Team
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一度はこの週末のベルギーGPでアレクサンダー・ロッシ(22歳:アメリカ)がF1デビューと発表されながら、結局金曜日・午前のフリー走行出走のみに留まるなどマルシアF1チームの対応は混乱を極めた。
そもそも今回のドライバー交代については当のマックス・チルトンが「チームの資金獲得のためシートを譲った」としていたにも関わらず、結局自分自身が復帰したことで今回の事情が単純でないことを露呈させることになった。
周囲の見方では、チームへのスポンサー資金の持ち込みが遅れたため、いったんシート喪失。
その後相当額の支払いが確約されたため急きょ復帰したというのが大方の一致するところだ。
ちなみにチルトンの持ち込みスポンサーは父親が運営する保険会社で、年間5千万ポンド(約8億6千万円)に達するものとみられている。
この騒動に振り回されたのが先月リザーブドライバーとして契約したばかりのロッシだろう。
念願のF1デビューは突然目の前に現れ、そして消えていった。
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