ニキ・ラウダ氏(メルセデス)、突然の禁止通達に不快感示す
Image (C)Mercedes Motorsports
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既報のようにFIA(国際自動車連盟)は次戦ドイツGPを前に『FRICサスペンション』を禁止する方向であることを各チームに通達したが、これにより最も影響を受けるとみられるメルセデス陣営ではニキ・ラウダ/CEOが不快感を明らかにした。
「このシステムは何も今年いきなり始まった訳ではない。
もう2年も3年も使われてきたものだ。
それがシーズン途中にもかかわらず、ある日突然使えなくなるなんて横暴に過ぎるよ。
ただ違法となるのだとしたらそんなものに巨額の資金を費やすことはできなくなる」として、不本意ながらも同システムを取り外す意向をみせた。
今回の通達について、全チームが反対すれば翻意は可能ということだが、わずか1チームが同意するだけで正式に導入されるということで禁止になるのは間違いないものとみられる。
そもそもはロータス・チームが先鞭をつけたとされるこのシステム、禁止で最も影響を受けるのはメルセデスAMG、その次がレッドブル・レーシングになるというのがパドックの見方だ。
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