レッドブル、ブレーキ素材交換の明文化を要求
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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ドイツGP公式予選でブレーキトラブルのためクラッシュしたハミルトン(メルセデス)は、その後決勝レースまでの間にブレーキディスクの素材メーカーを変更する作業を行った。
これは本来であれば作業が禁止されたパルクフェルメ保管中であるため、レギュレーションに従えばピットレーンスタートになるケースだったが、ドイツGPのレーススチュワード(競技審査委員)は「安全上の特例」としてペナルティを科すこと無くこれを認めた形。
しかしこうしたケースについて、特例を認めるなら明文化すべき、との声が高まっている。
その一人であるレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、「今回のハミルトンの場合、異なる特性を持つ別のメーカーが作ったものに変えたことになり、これが揺れされるなら興味深い前例になる」と語っている。
ハミルトンは今回ブレーキの素材を『ブレンボ』から『カーボン・インダストリー』へと交換していて、安全というよりは実質的な変更作業であると指摘する声が多い。
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