『FRICサスペンション』、合意の見通しなし
Image (C)Mercedes Motorsports
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イギリスGP後にFIA(国際自動車連盟)から通達された『FRICサスペンション』の使用禁止だが、全チームの同意があれば今週のドイツGPでも使用できるとされている。
しかし多くのチームは「全チームの同意は難しい」として、すでにメルセデスAMGやレッドブル・レーシングなど該当のチームでは取り外し作業が行われているということだ。
最初にFIAにこれをリークしたのはマクラーレン・チームだとされているが、車検で同意に反するとみられるのはケータハムF1になるだろうと言われている。
資金難による弱小チームのマシン進化の遅れが、皮肉にも今度は他チームに大きな影響を及ぼす皮肉になりそうだ。
なおFRICは「フロントとリアのサスペンションを油圧により相互に制御することでマシンの安定性を向上させる」という先進技術。
果たしてドイツGPにこれを装着して登場するチームはあるのか、注目のドイツGP車両検査は17日(木)現地ホッケンハイムで行われる。
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