FIA(国際自動車連盟)、「危険なコース復帰」に警告
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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今週のハンガリーGPを前に、FIA(国際自動車連盟)はF1全ドライバーに対し、コース復帰の際、安全面に最大限の配慮をするよう注意を促した。
これは先のイギリスGP決勝レースで、オープニングラップでコースオフしたキミ・ライコネン(フェラーリ)が再びコースに戻る際、ランオフエリアとの境に設置された縁石に乗ってコントロールを失ったもの。
幸い人身事故には至らなかったものの、巻き込まれたフェリッペ・マッサ(ウィリアムズ)と共にマシンを大破させる大きなアクシデントを誘発した。
レーススチュワードはこの件でドライバーにペナルティ等を科すことはなかったが、一部ドライバーからはライコネンを非難する声も聞かれていた。
こうしたことを受け、今回FIAは同様の事故が再発することのないようあらためて注意を喚起した形だ。
FIAのチャーリー・ホワイティング/レースディレクターは、「芝からコースに戻るとき、境目がサッカー場のようにきちんと手入れされているとは考えるな」と、警告している。
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