苛立つライコネン(フェラーリ)、無線にも「口答え」
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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2009年以来、5年ぶりに跳ね馬チームに戻った2007年のチャンピオン、キミ・ライコネンだが、これまで周囲から期待されたような戦績を残せていない。
マシンの戦闘力不足もあるが、チームメイトであるアロンソからも後れを取っているのは明らかのようだ。
こうして状況を受け、ライコネンのいらいらは募っているようだ。
先のオーストラリアGP決勝レース中、バトン(マクラーレン)らと入賞圏内の10位を争っていた状況の中、担当エンジニアから無線でもっとペースを上げるよう指示されたライコネンは、「それならもっとパワーをくれ」と吐き捨てたという。
これ以外にもしばしばパドックでスタッフと激しいやりとりが目撃されているが、同チームの新代表マルコ・マッティアッチ氏は「ライコネンに自分の能力を発揮できるマシンを与えられないわれわれに責任がある」と、融和が求められる自身の立場らしくフィンランド人を擁護した。
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