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2014/06/08

ロズベルグ、ピレリP Zeroレッド・スーパーソフトでポールを獲得 (ピレリ)

(C)Pirelli Motorsport
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2014 カナダグランプリ 予選

・気温の上昇によってタイヤの負荷が高くなったものの、 摩耗とデグラデーションのレベルは低いまま
・70周で争われる決勝で1回のみのピットストップが可能

2014年6月7日、モントリオール

メルセデスのニコ・ロズベルグが、最高気温27℃、路面温度40℃超えの暑いコンディションの下で行われたカナダグランプリ予選において、P Zeroレッド・スーパーソフトで1分14秒874を記録し、キャリア通算7回目のポールポジションを獲得しました。

今回も、ロズベルグとチームメイトのルイス・ハミルトンとの間でポールポジション争いが展開され、ハミルトンは2番グリッドを獲得しました。

ピレリジャパン・プレスリリース

メルセデス、レッドブル、ウィリアムズの両ドライバーは、スーパーソフトを使用することなくQ1を通過し、Q2とQ3でスーパーソフトを使用しました。上記3チームの両ドライバーとフェラーリのフェルナンド・アロンソは、Q3で2セットの新品スーパーソフトを使用できる状況でした。

午前中に行われた最終フリー走行(FP3)では、ハミルトンが最速タイムを記録し、ウィリアムズのフェリペ・マッサが2番手タイムを記録しました。マッサはスーパーソフトを使用しましたが、ハミルトンはソフトタイヤで最速タイムを記録しました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「予選での気温が非常に上昇したため、各チームがセットアップ作業を行った昨日のフリー走行時のタイヤ動作との違いが見られました。当然、タイヤ戦略にも影響が及ぶことが予想されます。しかし、マシンに依存しますが、決勝では大半のマシンが1~2回のピットストップになると思います。これは、高い気温の下、ヘビートラクションが要求されるサーキットで、ソフトタイヤでさえもペースの下降がごくわずかであった程、摩耗とデグラデーションのレベルが低かったことから想定されます。予選でもすでに多くの戦略が展開されました。また、スピードが速いスーパーソフトよりもソフトの方がマシンに合っているようなチームもありました。その結果、タイムが非常に僅差となりました。明日の決勝でも同様のことが見られるでしょう」

ピレリの戦略予測:

70周で争われるカナダグランプリでは、1ストップもしくは2ストップが予想されます。しかし、気温がさらに上昇すれば、この予測が変わる可能性もあります。理論的な最速戦略は下記の2ストッパーです:

スーパーソフトでスタート、13周でソフトへ交換、41周でソフトへ交換。

1ストップの場合の戦略:スーパーソフトでスタート、26周でソフトへ交換。

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