存在感薄い? フェラーリ・チーム新代表
Marco Mattiacci (C)Ferrari S.p.A
拡大します
前任者ステファーノ・ドメニカリ代表の突然の辞任を受けて名門フェラーリ・チームの新代表に就任、スペインGPですでに2戦目を経験したマルコ・マッティアッチ氏だが、その存在感の薄さにチーム関係者はとまどっているようだ。
というのも、この44歳のイタリア人、驚くことにモーターレーシング部門での経験がほとんどないにも関わらず、ルカ・モンテツェモロ社長からこの重要なポジションに抜擢されたもの。
マッティアッチ氏はこれ以前には北米でフェラーリ市販車の販売部門を担当していたという。
歴代のフェラーリ・チームを見てきたあるF1メディア関係者は、「マッティアッチは規定の会見以外、ほとんど言葉を発することもない。
もちろん100の言葉より一つの実行、という格言は知っているが、それとも違うのではないか」と、チクリ。
とりあえず緊急措置としてチーム代表にマッティアッチ氏を据えたものの、モンテツェモロ社長の腹の中には次なる人物の候補がすでにあるのではともみられている。
| 固定リンク