メルセデス・デュオに緊張もダイムラー社会長は擁護
Dieter Zetsche (C)Mercedes Motorsport
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やはり今年もポールシッターがレースを制するという結果になったモナコGP。
表面上はみごとなメルセデスAMG勢の1-2勝利で終わっているが、ハミルトン&ロズベルグ二人の関係にはさらなる緊張が走っているようだ。
前日の公式予選最後に狙った逆転ポールがロズベルグ自らのコースオフでフイになったあと、ハミルトンは「みんなに走行データをみせてやりたいよ」と、吐き捨てたという。
また決勝レース後の表彰式でも、ハミルトンの表情には心底喜びを示す表情は窺えなかったとの見方がもっぱらだ。
こうした緊張した状況を憂慮する関係者が多い中、しかしチームの親会社であるダイムラー社のディーター・ツェッチェ会長は、「ピット・ギャントリー(司令部)ではチームオーダーを出したいと思っているだろうが、観客はそんなもの決して望んではいないよ」と、最後まで自由なバトルを容認する姿勢をみせている。
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