(C)Pirelli Motorsport
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2014 モナコグランプリ 決勝
・モンテカルロの厳しい市街地サーキットで、 性能を損なうことなく摩耗とデグラデーションは最小限度
・ピレリ、GP2の優勝者にF1の走行機会を提供
2014年5月25日、モナコ
メルセデスのニコ・ロズベルグが、昨年同様、モナコグランプリの全ラップで首位を走行しました。ロズベルグは、P Zeroレッド・スーパーソフトを装着してポールポジションからスタートし、その後P Zeroイエロー・ソフトへ交換しました。また、メルセデスは、今シーズンここまで、全てのリードラップを走行する記録を継続しています。
ロズベルグは、スタートからフィニッシュまで、チームメイトのルイス・ハミルトンとの激しいバトルを繰り広げました。両者のパフォーマンスは拮抗していたため、タイヤおよび燃料のマネージメントが主な要素となりました。
両ドライバーともに1回のみのピットストップを26周目に行いました。大半のチーム同様、メルセデスもセーフティーカー導入周回を利用して、ロズベルグ、ハミルトンの順にピットストップを行いました。上位6名が1ストップでフィニッシュし、2ストッパーでの最上位ドライバーは、8位に入賞したロータスF1チームのロマン・グロージャンでした。
大半のドライバーがスーパーソフトでスタートする中、ソフトを装着してスタートした最上位グリッドのドライバーは、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグでした。ヒュルケンベルグは1ストップ戦略を採り、11番グリッドのスタートから6つポジションを上げ5位でフィニッシュしました。
もうひとつの革新的な戦略が、ウィリアムズのフェリペ・マッサによって実行されました。マッサは、スーパーソフトを装着してスタートから45周を走行し、その後ソフトタイヤで第1スティントよりも短い最終スティントを走行しました。この戦略によって、マッサは16番グリッドのスタートから7位でフィニッシュすることができました。グロージャンも1セットのスーパーソフトで長いスティントを走行し、24周目からフィニッシュまでの50周以上を走行しました。
モナコグランプリ後、ピレリは、昨年のGP2チャンピオン ファビオ・ライマーに、優勝者への特典としてFormula Oneマシンの走行機会をプレゼントします。ライマーは、火曜日にフランスのポール・リカールで、ロータスF1チームが提供する2012年型マシンをドライブします。
ピレリジャパン・プレスリリース
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