モナコGPはロズベルグ(メルセデスAMG)がポールTOウィン
Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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モナコGP決勝レースは心配された雨も泣く、最後までドライコンディションで行われた。
マルドナド(ロータス)はスタートできず、ピットに戻されたがリタイヤ。
オープニングラップ、ペレス(フォース・インディア)がミラボーでクラッシュしてセーフティカー導入。
リスタートでベッテル(レッドブル)がまたマシントラブルに見舞われて緊急ピットイン。
いったん再スタートはしたものの結局リタイヤとなった。
またモナコ初挑戦で健闘していたクビアト(トロ・ロッソ)もマシントラブルでリタイヤ。
ビアンキ(マルシア)にはコース外走行で5秒ストップ・ペナルティ。
スーティル(ザウバー)はヌーベルシケインの進入で大勢を乱しガードレールに接触してストップ。再びセーフティカーが入って各車タイヤ交換に走った。
また3位走行のライコネン(フェラーリ)はタイヤ交換後にマルシアと接触して再び交換、序盤から守った表彰台ポジションを失った。
ベルニュ(トロ・ロッソ)にはピットからの復帰が危険だったとしてドライブスルー・ペナルティー、その後エンジントラブルか白煙を上げてリタイヤとなった。
ボタス(ウィリアムズ)も同じくエンジンブローでローズヘアピンにストップ。
初入賞間近だったグティエレス(ザウバー)がスピンしてストップ、リタイヤに。10位走行中のビアンキ(マルシア)は、先のドライブスルー・ペナルティーをセーフティカー中に行ったとして再び5秒ストップ・ペナルティが科せられた。
ライコネン(フェラーリ)がマグヌッセン(マクラーレン)を交わそうとしてローズヘアピンで立ち往生したが幸い再スタートできた。
結局レースはポールポジションからスタートし、終始レースをコントロールしたメルセデスのニコ・ロズベルグが走りきって優勝。
開幕戦に次ぐ今季2勝目、モナコGPでは2年連続の勝利で自身通算5回目。
これは父ケイヨ氏と並ぶものだ。
2位にもチームメイトのハミルトンが入り、これで5戦連続メルセデスAMGチームの1-2勝利。
3位は終盤激しくハミルトンを追い立てたリカルド(レッドブル)がスペインに続く3位表彰台をゲットした。
4位アロンソ(フェラーリ)、5位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、6位バトン(マクラーレン)、7位マッサ(ウィリアムズ)、8位グロージャン(ロータス)、9位ビアンキ(マルシア)、10位マグヌッセン(マクラーレン)でここまでが入賞。
以下、11位エリクソン(ケータハム)、12位ライコネン(フェラーリ)、13位小林可夢偉(ケータハム)、14位チルトン(マルシア)でここまでが完走となった。
今季最多となったリタイヤは、グティエレス(ザウバー)、ボタス(ウィリアムズ)、ベルニュ(トロ・ロッソ)、スーティル(ザウバー)、クビアト(トロ・ロッソ)、ベッテル(レッドブル)、ペレス(フォース・インディア)、そしてマルドナド(ロータス)の8台。
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