ミナルディ氏、「F1で今やるべきことはラッパじゃない」
Mercedes『W05』Exhaust (C)Mercedes Motorsport
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元F1ミナルディ・チームのオーナーであるジャンカルロ・ミナルディ氏(66歳:イタリア)が、現在のF1を痛烈に皮肉っている。
「バルセロナのテストを見て呆れたね。
F1のエクゾーストノートを増大しようとして、ラッパみたいな妙ちくりんのエクゾーストパイプをつけて走っているクルマだよ。
音が貧弱だから、お客さんが来ない?
まったく馬鹿げた努力をしているものだ。
モーターレーシングで大事なことはコンペティティブなバトルにあるんだ。
そのためにはもっと各マシン間の戦力差を詰めなければならないよ。
スペインのゴールを見てみればいい。
1-2位でフィニッシュしたあと、49秒も経ってからやっと3位のレッドブルが姿を現したじゃないか。
F1でこの差は絶望的に大きいものだ。
仮にライバルが追い付くとしてもあと4-5戦は必要だと思うが、しかし私はハミルトンがこのままシーズン最後まで突っ走ると思っているがね」
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