ウィリアムズ・チーム、話し合いも「不協和音」
Williams Duo (C)Williams F1
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30日(日)行われたマレーシアGP決勝レース終盤、ウィリアムズ・チームは前を行くマッサが後続のボタスに進路を譲らず、結果的にバトンの先行を許し7-8位に留まった。
この時ボタスはフレッシュ・タイヤを装着していて明らかにマッサよりもペースが速かったが、マッサはチームの無線での指示を無視してボタスを押さえ込んだとされる。
これについてマッサはレース後チームオーダーを無視したことを暗に認め、「どちらのドライバーが上位であろうとチームとして稼いだポイントは同じ」とうそぶいた。
しかし同チームのロッド・ネルソン/シニア・オペレーションズ・エンジニアは、「マッサがボタスに譲ればボタスはすでにタイヤ管理に苦しんでいたバトンをオーバーテイクできた筈。それがチームの戦略だ」と、不快を示した。
両者はレース後話し合いの場を持ったということだが、連続開催となるバーレーンGPの週末に向け、ウィリアムズ・チームは新たな火種を抱えた様相だ。
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