フェラーリ・パワーユニット、課題は「軽量化」
Mercedes『PU106A』Engine (C)Mercedes Motorsport
拡大します
開幕戦オーストラリアGPでは本家フェラーリ・チームこそ4-7位を得たものの、同じパワーユニットを搭載するザウバー&マルシアは入賞すら叶わない結果となった。
これについてドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』は、フェラーリのパワーユニットは他のものより重量がかさばるのが難点で、今後軽量化が必須であると指摘している。
それによればフェラーリのそれはメルセデスやルノーらと比べ約13kgも重いということで、グラム単位で軽量化に鎬を削るF1マシンにおいてはこれは決定的なハンディになりかねない。
事実、開幕戦を終えたアロンソ(フェラーリ)は、「メルセデスAMGの速さは異次元だったし、フォース・インディア(メルセデス・エンジン)ですらストレートでオーバーテイクは叶わなかった」と、述懐している。
ただレギュレーションによりシーズン中のF1エンジン仕様変更は制限されていて、早急の対策は難しそうだ。
| 固定リンク