復調マクラーレン・チームに双頭政治の懸念
Ron Dennis (C)McLaren Group
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復活を期した2014年シーズン開幕戦で2-3位入賞という上々のスタートを切ったマクラーレン・チームだが、早くもパドックではこれに水を差す噂が持ち上がっている。
というのも同チームでは昨季の成績不振と経営悪化を受けて前チーム代表のロン・デニス氏がグループ総帥のCEO(最高経営責任者)に復帰。
またF1の現場責任者であるマーティン・ウィットマーシュ代表を更迭してロータス・チームからエリック・ブイユ氏を迎え入れてきた。
これを裏付けるように今回メルボルンのパドックではロン・デニス氏の姿がしばしばみられたが、これについて「マクラーレン・チームはエリック・ブイユ代表とロン・デニス/CEOとがぶつかる可能性がある」と、無責任な「期待」と共にささやかれているもの。
しかしこれについてF1生活30年以上を重ねるデニス氏は「私が再びピットウォール(現場の指揮所)に行くことはないよ」と、涼しい顔だ。
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