« 小林可夢偉(ケータハム)は14番グリッドに | トップページ | マッサ(ウィリアムズ)、小林可夢偉に怒り隠さず »

2014/03/16

開幕戦優勝はロズベルグ(メルセデス)、可夢偉クラッシュ

2014年シーズンの開幕を告げるオーストラリアGP決勝レースが終了。
心配された雨もなく、最後までドライコンディションで行われた。

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
拡大します
途中セーフティカーが導入されるなど今年も荒れたレースとなったが、ポールポジションのハミルトン(メルセデス)が失速、最初からトップに立った3番手スタートの僚友ニコ・ロズベルグ(メルセデス)が終始レースをコントロールして今季最初の勝利を手にした。
ロズベルグは昨季イギリスGP以来の勝利で、これが自身通算4勝目になった。

これに続いて今季チャンピオン・チームに昇格したレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが地元の大歓声を受けてみごとに2位フィニッシュ。
これまで2013年の中国・イタリアの7位(いずれもトロ・ロッソ)が最高だったリカルドにとって初表彰台の快挙となった。

3位はこれがF1初レースというマクラーレンの新人ケビン・マグヌッセンが最後まで危なげないドライビングでチームメイトのバトンを抑えてゴール。
父もマクラーレンのF1ドライバーという親子鷹だが、デンマーク人ドライバーとして初の表彰台に輝いた。

4位はそのバトン(マクラーレン)、5位アロンソ(フェラーリ)。
6位は途中リヤホイールをウォールにヒットさせて破損、セーフティカー導入の原因を作ったボタス(ウィリアムズ)が挽回して入賞。
7位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、8位ライコネン(フェラーリ)、9位ベルニュ(トロ・ロッソ)、そして10位クビアト(トロ・ロッソ)でここまでが入賞、このロシアの若者は19歳での入賞という快挙になった。

以下、11位ペレス(フォース・インディア)、12位スーティル(ザウバー)、13位グティエレス(ザウバー)、14位チルトン(マルシアF1)でここまでが完走。
リタイヤはビアンキ(マルシア)、グロージャン(ロータス)、エリクソン(ケータハム)、ベッテル(レッドブル)、ハミルトン(メルセデス)らがマシントラブルで、オープニングラップの1コーナーでクラッシュしたマッサ(ウィリアムズ)と小林可夢偉(ケータハム)だけがアクシデント。
この二人はレース後の審議対象になっている。

オーストラリアGP:決勝レースの結果はこちら
オーストラリアGP画像はこちら

|

« 小林可夢偉(ケータハム)は14番グリッドに | トップページ | マッサ(ウィリアムズ)、小林可夢偉に怒り隠さず »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 開幕戦優勝はロズベルグ(メルセデス)、可夢偉クラッシュ:

» F1オーストラリアGP(2014 R1) [UKYOのつぶやき]
F1開幕戦オーストラリアGP! [続きを読む]

受信: 2014/03/16 17:06

» F1GP2014 オーストラリア [Kyan's BLOG V]
開幕戦優勝はロズベルグ(メルセデス)、可夢偉クラッシュ: FMotorsports F1 勝ったのはメルセデスのニコ・ロズベルグ,2位にレッドブルのダニエル・リカルド,3位にマクラーレンのケビン・マグヌッセン。 ワールドチャンピオンがいないので若返った感もあるのだけれど,メルセデスにレッドブルにマクラーレンなのでコンストラクタで見るとそうでもなし。 なんにせよ,次戦が見物だと思ふ。 唯一の日本人,無給で走っているらしいケータハムの小林可夢偉はロケットスタートには成功するものの曲がりき... [続きを読む]

受信: 2014/03/16 18:55

» 大波乱の開幕戦をロズベルグ制す(2014 Rd.1 Australia) [Es Monologue.]
レギュレーションが大幅に変わった2014年シーズンの開幕戦、昨年までの有力どころが次々とリタイヤに沈むなか、メルセデスのニコ・ロズベルグが見事に優勝を飾りました。2位にはレッドブルのダニエル・リカルド、3位にはマクラーレンの新人ケビン・マグヌッセンが入りました。 今シーズンからF1のエンジン、いや、正確にはKERSのシステムと併せて「パワーユニット」と呼ばれるようになりましたが、驚くようなしょぼいサウンドになってしまいました。ノーズの形状についても、どうしてこうなった感が拭えません。慣れるまでには... [続きを読む]

受信: 2014/03/16 22:53

» F1 2014 開幕戦 オーストラリアGP [VAIOちゃんのよもやまブログ]
2014年のF1もいよいよアルバートパークのオーストラリアGPから開幕。2.4L-V8から1.6L-V6ターボ+ERSへとパワーユニットが変更になったり、燃料の100kg制限が始まったり・・・ 特に目立つのが ... [続きを読む]

受信: 2014/03/17 12:05

» 2014年Formula 1開幕戦オーストラリアGP [racing the wind]
今シーズンから1.6リッターV6ターボエンジン+エネルギー回生システムのパワーユニットへ変更されたF1開幕戦オーストラリアGP決勝が3月16日に行われ、予選3位からスタートしたメルセデスのニコ・ロズベルグが優勝。ケータハムから2年ぶりに復帰した小林可夢偉は1コーナーでフェリペ・マッサに追突する形でリタイヤ。 V8NAエンジンからV6パワーユニットへの変更や、何かと話題のかっこわるすぎるフロントノーズなど、大幅なレギュレーション改革が行われた2014年のF1が開幕しました。 何が一番嫌かってエンジン音... [続きを読む]

受信: 2014/03/17 23:56

» 2014 F1 開幕戦 オーストラリアGP 決勝 感想 [ミーハー日記]
2014年シーズン開幕でっす! 1st:N ロズベルグ 2nd:K マグヌッセン [続きを読む]

受信: 2014/03/18 00:19

« 小林可夢偉(ケータハム)は14番グリッドに | トップページ | マッサ(ウィリアムズ)、小林可夢偉に怒り隠さず »