開幕戦優勝はロズベルグ(メルセデス)、可夢偉クラッシュ
2014年シーズンの開幕を告げるオーストラリアGP決勝レースが終了。
心配された雨もなく、最後までドライコンディションで行われた。
Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
拡大します
途中セーフティカーが導入されるなど今年も荒れたレースとなったが、ポールポジションのハミルトン(メルセデス)が失速、最初からトップに立った3番手スタートの僚友ニコ・ロズベルグ(メルセデス)が終始レースをコントロールして今季最初の勝利を手にした。
ロズベルグは昨季イギリスGP以来の勝利で、これが自身通算4勝目になった。
これに続いて今季チャンピオン・チームに昇格したレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが地元の大歓声を受けてみごとに2位フィニッシュ。
これまで2013年の中国・イタリアの7位(いずれもトロ・ロッソ)が最高だったリカルドにとって初表彰台の快挙となった。
3位はこれがF1初レースというマクラーレンの新人ケビン・マグヌッセンが最後まで危なげないドライビングでチームメイトのバトンを抑えてゴール。
父もマクラーレンのF1ドライバーという親子鷹だが、デンマーク人ドライバーとして初の表彰台に輝いた。
4位はそのバトン(マクラーレン)、5位アロンソ(フェラーリ)。
6位は途中リヤホイールをウォールにヒットさせて破損、セーフティカー導入の原因を作ったボタス(ウィリアムズ)が挽回して入賞。
7位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、8位ライコネン(フェラーリ)、9位ベルニュ(トロ・ロッソ)、そして10位クビアト(トロ・ロッソ)でここまでが入賞、このロシアの若者は19歳での入賞という快挙になった。
以下、11位ペレス(フォース・インディア)、12位スーティル(ザウバー)、13位グティエレス(ザウバー)、14位チルトン(マルシアF1)でここまでが完走。
リタイヤはビアンキ(マルシア)、グロージャン(ロータス)、エリクソン(ケータハム)、ベッテル(レッドブル)、ハミルトン(メルセデス)らがマシントラブルで、オープニングラップの1コーナーでクラッシュしたマッサ(ウィリアムズ)と小林可夢偉(ケータハム)だけがアクシデント。
この二人はレース後の審議対象になっている。
| 固定リンク
最近のコメント