予選4位マグヌッセン(マクラーレン)、逸材ぶり示す
Kevin Magnussen (C)McLaren Group
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これまで経験あるドライバーを採用するのが通例のマクラーレン・チームが満を持して起用したF1新人ケビン・マグヌッセン(21歳:デンマーク)が、期待通りのパフォーマンスをオーストラリアGP公式予選で示した。
同チームでは2009年のチャンピオンで、これまで248戦という経験を持つエースのジェンソン・バトンが予選Q2で敗退という波乱の中、マグヌッセンは堂々2列目にあたる予選4番グリッドを獲得してみせたもの。
そのマグヌッセンは、「初めてのF1予選でいきなり4位というのはとにかくうれしいな。
初めてのウェットという難しいコンディションはとてもトリッキーでリスクがあった。
実際に何度かコースを飛び出すシーンもあったんだけれど、チームがとてもいいサポートをしてくれて感謝しているよ。
もちろん初戦で表彰台なんて望むべくもないけれど、明日は精一杯やるつもりさ」と、若者らしい意気込みをみせた。
また新たにレーシング・ディレクターに就いたエリック・ブイユ氏も、「こんな困難なコンディションでルーキーが成し遂げた仕事はみごとなものだった。
彼にはまだ経験が欠けているが、明日も健闘してポイントを稼いでみせるのではないか。
とにかく彼の思い出に残るグランプリになって欲しいね」と、エールを送った。
ちなみにバトンの初戦(ウィリアムズ)は予選21位、決勝リタイヤというものだった。
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