最終フリーはメルセデス1-2! 可夢偉(ケータハム)は深刻
Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
拡大します
29日(土)午後、公式予選を前に行われたマレーシアGPのフリー走行3回目セッションは、前日交互にトップタイムを繰り返したメルセデスAMG勢が依然好調、堂々の1-2体制を誇示してみせた。
トップに立ったニコ・ロズベルグのタイムは1'39.008で、これは自身がマークした前日のベストをさらに1秒近く短縮するもの。
また2番手の僚友ハミルトンにも0.232秒の差をつけた。
3番手はフェラーリのライコネンで、メルセデスAMG勢とは1秒ほどの間隔が開いている。
王者ベッテル(レッドブル)は4番手で、これにより今回も上位は3つのパワーユニットがそれぞれ拮抗した。
以下、5番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、6番手リカルド(レッドブル)、7番手アロンソ(フェラーリ)、8-9番手ウィリアムズのマッサ&ボタス、そして10番手がペレス(フォース・インディア)という順。
今回不調だったのはマクラーレン勢で、バトンは4周、マグヌッセンも5周しただけで共にタイミングモニターの最下位に埋もれた。
またロータス、ケータハムらの不調も相変わらず。
中でも満を持してコースに出た筈の小林可夢偉(ケータハム)は、またしてもわずか7周しただけでガレージ入り。
マシンは再び重整備に取り掛かって再びウマから降りることはなかった。
今日の小林可夢偉のタイムはトップから107%以内に入っておらず、予選でもまともに走れなかった場合には決勝レース出走禁止の危機すら迫ってくる。
その予選は現地時間16時(日本時間:17時)からスタートするがスコールも心配だ。
| 固定リンク
最近のコメント