フェラーリの新型パワーユニット、冷却にも秘策
Ferrari 『F14 T』 (C)Ferrari S.p.A
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今シーズンから投入されるフェラーリ・チームの新型ターボ・エンジンでは、新しいレギュレーションに対応して燃費が大幅に改善されていることが報じられているが、さらに冷却面でも大きな進歩を遂げているとみられている。
というのも今年から決勝レースで使用できる燃料は100kgに制限されるため燃費が重要になっているが、エンジンがターボになったこと、さらに新たなERS(エネルギー回生システム)が導入されることで冷却も重要な要素となっているからだ。
これについてフェラーリでは、燃料をカットして燃費を向上させるだけでなく点火も止めてエンジン自体の温度を低下させているということで、これを裏付けるように他チームよりもサイドポッド(冷却風の採り入れ口)も小さくなっているように感じられる。
サイドポッドが小さくなれば、当然空力面でも優位性を増すことになる。
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