レッドブル首脳、エンジン・サプライヤー変更否定せず
Helmut Marko (C)RedBull Racing
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ここまで4年連続のチャンピオンと、非ワークスチームでありながらF1の盟主になった感のあるレッドブル・レーシングだが、レギュレーションが大きく変更された2014年シーズン前最初となったヘレス合同テストではエンジン関連を始めとする多くのトラブルに泣かされ、ほとんど周回を重ねることができない始末だった。
こうしたことからかつて自身でF1チームを率いた経験を持つジャンカルロ・ミナルディ氏が「エンジン・サプライヤー変更の可能性」を示唆した。
一方これについてレッドブル・グループでアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士はこれを完全に否定せず、注目を集めている。
これはドイツの『スポルト・ビルト』誌の取材に語ったもので、その中でこのオーストリアのベテランは、「前提として言っておかなければならないのは、われわれとルノーとの間には長期に渡る堅固な契約があるということ。
ただ、その前提としてチャンピオンシップを戦うだけのパフォーマンスがあるというのは当然だ。
従って変更の可能性がないとは言わないが、われわれは現実の問題を解消するために一丸となって働いているということだ」と、語っている。
もちろんパワーユニットを供給するルノー・スポールはパフォーマンスの改善を確約している。
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