ロータス・チーム、リザーブドライバーも給与未払い明かす
Davide Valsecchi (C)Lotus F1 Team
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昨季はいきなり開幕戦で優勝するなど高い戦闘力をみせながら、エースであるキミ・ライコネンが給与未払いを理由として離脱するなど資金難が露呈されたロータス・チームだが、今度は2013年にリザーブドライバーを務めたダビデ・バルセッキ(26歳:イタリア)が、内情を暴露して注目されている。
それによれば前年のGP2チャンピオンとしてロータス・チームと契約したバルセッキは、2013年シーズンいつでもレースドライバーの代役が務められるよう全戦にチームと帯同。
しかしシーズン終盤にライコネンが欠場した際にはリザーブドライバーである自身でなくケータハムのコバライネンが起用されたことに強く反発しているという。
さらに(ライコネン同様)契約した給与の支払いも行われていないということで、「チームはそもそもF1のエントリー料の支払いにも窮している」と明かした。
また現在のF1について「能力があるドライバーよりも、メキシコやベネズエラなど資本力のある国出身のドライバーが優先される」と、嘆いている。
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