FIAディレクター、マーシャルの安全確保を徹底
Charlie Whiting (C)RedBull Racing
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FIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティング/レースディレクターがイギリスで行われた講演会に登場、昨年の例を引いてマーシャルの安全確保について言及した。
「F1に限らず、モータースポーツで何より重要なのは安全にこの競技が行われること。
ドライバーはもちろんのこと、クルーやマーシャルにも絶対に死亡事故などがあってはならない。
例えば2013年のカナダGPではグティエレス(ザウバー)のマシンを回収中、マーシャルがクレーンから落下した車輪の下敷きになって命を落としている。
これは進行方向に向かってマシン安定のためロープを引いていたものだが、明らかに間違っている。
ロープは2本にすべきだし、進行方向に身を置いてはならない。
他にも韓国GPでは駆け付けるトラクターの前面に4人ものマーシャルが走っていた。
今後は安全ルールを徹底し、二度と事故を起こさないようにしなければならない」
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