アビテブール代表(ケータハム)、「F1チームの二極化」懸念
Cyril Abiteboul (C)Caterham F1 Team
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ケータハムF1チームのシリル・アビテブール代表が今年から大幅にレギュレーションが変更されるF1について、「チームの二極化が推進される」と警鐘を鳴らした。
これは英『オートスポーツ』の取材に答えたもので、その中でこの36歳のフランス人は次のように語っている。
「新しいレギュレーションでは、エンジンを供給するメーカーの立場がこれまでより数倍強くなるのが必至だ。
それはルノーであり、フェラーリであり、そしてメルセデス。
2015年からはさらにそこにホンダが名を連ねて来ることだろう。
そこでは勝利を確実にしようとするビッグチームが高額の支払いで優位な立場を得ようとするだろうから、F1は明らかに(裕福な)上位チームと(資金難の)下位チームとの二極化が進むことになる。
果たしてそれがF1にとっていいことなのか」
ケータハムF1の本拠はイギリス・ノーフォークにあるが、母体スポンサーの関係からマレーシアにチームの国籍を置いている。
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