韓国GP、赤字常態化で地元自治体の開催交渉決裂
2012 Korea GP (C)Ferrari S.p.A
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2010年に初開催となったばかりの韓国GPだが、噂通り2014年のF1カレンダーから脱落、わずか4年でその開催が途絶えることになった。
これについて主催者は次のように説明している。
それによれば、韓国GPはこれまでの赤字が累計1,910億ウォン(約190億円)にも達しており、ヨンナム・サーキットがある地元全羅南道の道議会はF1開催を司るFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)に対しさらなる開催権料の引き下げを要望したという。
しかしFOM側がこれまでも破格の低料金で開催契約していたことからこれを拒否したため破談となったものという。
主催者は今後交渉を再開し2015年シーズンにはまたカレンダーに復帰させたい考えというが、FOM代表のバーニー・エクレストン氏はすでに韓国での開催に関心を持っていないとも伝えられている。
アジアでは他にマレーシアが1999年から、中国(上海)が2005年から、またシンガポールが2008年から、そして日本(鈴鹿)は実に1987年から連続の開催を続けている。
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