ベッテル(レッドブル)、ポールTOウィンで破竹の9連勝
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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2013年F1最終戦ブラジルGP決勝レースは、心配された雨も一時あったもののコースをウェットにするほどではなく、最後までドライタイヤでの戦いでフィニッシュを迎えた。
このレースも制したのはポールポジションからスタートしたチャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)で、これで今季13勝目で自身通算39勝目。
ベルギーGP以来実に9連勝で、これはシーズン中のものとしては史上初の快挙になるものだ。
2位は2002年のデビュー以来これがF1最後のレースになったチームメイトのマーク・ウェバーで、レッドブル勢が1-2フィニッシュを飾ってみせた。
3位はシンガポールGP以来の表彰台となったフェラーリのアロンソ。
残念ながらコンストラクターズ・ランキングでの逆転はならなかったが、個人としてはみごとランキング2位を守り切った。
4位はマクラーレンのバトン。
信じがたいことだが、バトンにとってこれが今季の最高位となる。
5位ロズベルグ(メルセデスGP)、6位ペレス(マクラーレン)、7位マッサ(フェラーリ)。
マッサは4位が十分望めるポジションにいたものの、不可解なペナルティ(ラインオーバーによるドライブスルー)で大きく順位を落とした。
8位ヒュルケンバーグ(ザウバー)、9位ハミルトン(メルセデス)。
ハミルトンもボタス(ウィリアムズ)との接触事故に非があるとしてやはりドライブスルー・ペナルティーで後退した。
10位は来季ベッテルのチームメイトになるリカルド(トロ・ロッソ)でここまでが今季最後の入賞者。
以下、11位ディ・レスタ(フォース・インディア)、12位グティエレス(ザウバー)、13位スーティル(フォース・インディア)、14位コバライネン(ロータス)、15位ベルニュ(トロ・ロッソ)、16位マルドナド(ウィリアムズ)、17位ビアンキ(マルシアF1)、18位デル・ガルデ(ケータハム)、19位チルトン(マルシアF1)までが完走。
リタイヤとなったのは右リヤサスペンションの損傷とみられるピック(ケータハムF1)、ハミルトンとの接触でタイヤがバーストしたボタス(ウィリアムズ)、そしてレース開始早々いきなりエンジンブローして派手な白煙を上げてストップしたグロージャン(ロータス)の3台だった。
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