ベッテル(レッドブル)、ポールTOウィンで破竹の4連勝飾る
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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韓国GPの週末は幸い台風もそれ、日曜日の決勝レースも終始ドライコンディションで戦われた。
途中、ペレス(マクラーレン)が右フロントタイヤを傷めてコース上にトレッド剥離。
破片が散乱してセーフティカーが導入されるなど今年も波乱があったものの、レース自体はポールからスタートしたレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが度重なる再スタートもそつなくこなしてみごとなポールTOウィンを飾った。
ベッテルの優勝はこれで今季8勝目。
ベルギーGPからは4戦連続の優勝で、また翌イタリアGPからは3戦連続となるポールTOウィン、そしてこれが自身通算34回目の栄冠となった。
2-3位には大方の予想を覆してロータス・チームのライコネン&グロージャンが入り、W表彰台となった。
4位は大健闘ザウバー・チームのヒュルケンバーグで、後方に複数のF1チャンピオンシップを従えてのみごとな入賞となった。
ヒュルケンバーグの4位は昨年のベルギーGPに並ぶ自身最高位。
5位ハミルトン(メルセデス)、6位アロンソ(フェラーリ)、7位は途中フロントウィングの引きずりで派手な火花を上げたロズベルグ(メルセデスGP)、8位バトン(マクラーレン)、9位マッサ(フェラーリ)、そして10位がペレス(マクラーレン)だった。
以下、惜しくも初入賞を逃がしたが大健闘のグティエレス(ザウバー)、12-13位にウィリアムズのボタス&マルドナド、14-15位にピック&デル・ガルデのケータハム勢、16-17位がビアンキ&チルトンのマルシア勢、18位ベルニュ(トロ・ロッソ)、19位リカルド(トロ・ロッソ)、20位スーティル(フォース・インディア)までが完走扱い。
予選グリッド10番降格のペナルティを受けたウェバー(レッドブル)は途中上位を走りながらもスーティルにヒットされてマシンが炎上するという悲運。
またディ・レスタ(フォース・インディア)は単独でスピン、コースアウトしてクラッシュした。
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