F1チーム、2014年の韓国GP開催に懐疑的
Korea GP Stand (C)Sauber Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)はすでに2014年のF1カレンダーとして史上最多となる全22戦のスケジュールを発表しているが、韓国GPの会場では多くのチームがその実現に疑問を投げ掛けている。
そもそもF1チームとFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)代表バーニー・エクレストン氏とのこれまでの協定では年間最大20戦が限度とされていて、それが引き継がれているとすれば最低2戦のカレンダー脱落は必至ということになる。
その候補として複数のチーム関係者が挙げているのがこの韓国GP。
韓国GPはこれまでの3年間観客不足やイベントの盛り上がりを欠いたことで赤字が続いているとされ、とりわけ昨年行われたグランプリ単年あたり実に394億ウォン(約35億円)もの巨額赤字を呈上したことを主催者が明らかにしている。
韓国GPはFOMとの間で2016年まで7年間という長期契約を結んでいるとされるが、今年の観客席もがら空きの状態で、その存続が危ぶまれている。
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