明暗分けた日本人元F1ドライバーの週末
富士6時間レース/表彰台 (C)Toyota Motorsports
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この週末、F1はイベントの谷間となったが、他のカテゴリーでは大きな大会が行われた。
WEC(世界耐久選手権)は日本ラウンドの「富士6時間レース」が富士スピードウェイで、またインディカー・シリーズは最終戦となる「オートクラブ戦」が米国カルフォルニア州フォンタナで行われたもの。
そして前者には元ウィリアムズのF1ドライバーである中嶋一貴(28歳)が、後者には元スーパー・アグリ等のF1ドライバー、佐藤琢磨(36歳)が参戦、注目を集めた。
富士のWECは悪天候に見舞われ再三の赤旗中断、セーフティカーの先導を経て結局レースは途中打ち切りとなりながら先頭を走っていた中嶋一貴組の『トヨタ・TS030 HYBRID』が昨年に続く総合優勝を遂げた。
しかし佐藤琢磨のほうは予選でアタック前にクラッシュしてノータイムとなり日曜日は最後尾スタート。
結局残念ながらレースは17位、一時はタイトルも窺ったシリーズ・ランキングも最終的に17位に終わった。
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