ベッテル(レッドブル)、5連続優勝の快挙で日本GP制す
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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日本GPの決勝レースは引き続き晴天、ドライコンディションでスタートした。
スタート時の気温は24度、路面温度37度。
ハミルトンはスタートでベッテルの翼端板で切られ右リヤタイヤが損傷。
1コーナーで早くもデル・ガルデとビアンキがコースアウトして戦線離脱。
ハミルトンは再走したが結局リタイヤ。
ロズベルグがピットアウトの際にペレスと接触しそうになり、危険な行為としてドライブスルー・ペナルティーを科せられる。
リカルドも130Rでの危険なドライビングでドライブスルー・ペナルティー。
マッサはピットレーンの速度違反でドライブスルー・ペナルティー。
結局レースは予選2番手からスタートしたレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが逆転優勝。
ベッテルはこれでベルギーGPから5連続優勝で今季9勝目、鈴鹿サーキットでは4勝目、そして自身通算35勝目を記録した。
このところ強すぎるせいで表彰式ではブーイングを浴びせられることも多いベッテルだが、日本のファンは終始暖かい声援で勝利を称えた。
2位はポールポジションからスタートしながらベッテルの2ストップに対し3ストップ作戦で遅れたマーク・ウェバーで、レッドブル・レーシングの1-2フィニッシュをお膳立てした。
3位はスタートでトップに立ち、レース終盤までレースをコントロールし、あわやF1初優勝のチャンスも見えたロータスのグロージャンが入った。
グロージャンは前戦韓国に続く今季4回目の3位表彰台。
ちなみにグロージャンの担当エンジニアは日本の小松礼雄さんだ。
4位は予選8番手から追い上げたアロンソ(フェラーリ)で、ベッテルのここでのタイトル決定を辛くも阻んでみせた。
5位はライコネン(ロータス)、6-7位はいずれもザウバーのヒュルケンバーグ&グティエレスで、とりわけグティエレスは念願のF1初入賞。
折りしも今日はチームの創設者であるペーター・ザウバー氏の70回目の誕生日。
これにW入賞で花を添えた形になった。
8位はロズベルグ(メルセデスAMG)、9位バトン(マクラーレン)、そして10位マッサ(フェラーリ)でここまでが入賞。
以下11位ディ・レスタ(フォース・インディア)、12-13位にトロ・ロッソのリカルド&ベルニュ、14位スーティル(フォース・インディア)、15位ペレス(マクラーレン)、16-17位はウィリアムズのマルドナド&ボタスだったが、最終ラップのシケインであわや同士討ちという危険なシーンをみせた。
18位ピック(ケータハムF1)、そして19位がチルトン(マルシアF1)。
リタイヤとなったのは上記ハミルトン(メルセデス)、デル・ガルデ(ケータハム)、そしてビアンキ(マルシアF1)の3台だった。
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