シルバーストーン、長期リース契約が成立の報
Silverstone Image (C)Mercedes Motorsports
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シルバーストーン・サーキットの再開発に掛かる費用捻出のため、かねてパートナーを探していると伝えられた保有者BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)だが、このほどシルバーストン・インダストリアル・エステート及びサーキット外部の周辺開発土地について、大手不動産開発会社『MEPC』にリースする契約を完了したと報じられた。
それによれば契約は999年間という長期のもので、これによりBRDCは総額3,200万ポンド(約50億3千万円)を手にすることになるという。
契約の詳細については明確にされていないが、この中にシルバーストーン・サーキット自体への権利は含まれていないとされている。
BRDCのスチュワート・ロルト議長は今回の契約について、「われわれBRDCの理事会は過去3年間に渡って複数のオファーについて健闘を重ねてきたが、あらゆる観点からみてベストの結論を得ることができた」と胸を張った。
歴史あるシルバーストーンはモータースポーツの聖地とされるが、これにより当面の開催は安泰になったようだ。
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