ライコネン獲得のフェラーリ、北欧市場を視野に
Mark Gene (C)Ferrari S.p.A
拡大します
5年ぶりのキミ・ライコネン(33歳:フィンランド)復帰を決めたフェラーリ・チームが、さっそく北欧市場を視野に動き出したようだ。
これは14日(土)、同チームのテストドライバーであるマルク・ジェネにより、スカンジナビア3国の一つであるノルウェーのルドスコゲン・モーターセンターを舞台にデモンストレーションランを敢行したもの。
(他の2国はスウェーデンとデンマーク)
あいにくウェットコンディションに見舞われたということだが、詰め掛けた約1万4千人もの熱心な観客を前にジェネは2010年仕様の『F10』を駆ったということだ。
スポーツカー生産販売が本業であるフェラーリにとって北欧は重要な市場。
おばあちゃんもドリフトしてドライブするのが当然と言われるフィンランドからはこれまでカンクネンやマキネンなど多くの名ラリードライバーを輩出しているが、いまやF1人気も高く、ライコネンは間違いなく彼らのヒーローになっている。
| 固定リンク