Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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事前の予想を覆し、完全なドライコンディションで行われたベルギーGP決勝レースは、予選2番手からスタートしたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が早くもオープニングラップでポールスタートのハミルトン(メルセデス)をかわし首位に。
その後終始レースをコントロールしみごと31回目の優勝を飾った。
スパフランコルシャンでの勝利は2011年に次ぐ2回目、今季ドイツGPに続く5勝目となった。
2位は9番グリッドから追い上げたフェラーリのアロンソ。
今回の好走はチームのホームグランプリとなる次戦イタリアGP(モンツァ)に向け弾みを付けた。
以下、3位にハミルトン(メルセデス)、4位もメルセデスのロズベルグ、5位ウェバー(レッドブル)、6位バトン(マクラーレン)、7位マッサ(フェラーリ)、8位グロージャン(ロータス)、9位スーティル(フォース・インディア)、10位リカルド(トロ・ロッソ)でここまでが入賞。
11位ペレス(マクラーレン)、12位ベルニュ(トロ・ロッソ)、13位ヒュルケンバーグ(ザウバー)、14位グティエレス(ザウバー)、15位ボタス(ウィリアムズ)、16位デル・ガルデ(ケータハム)、17位マルドナド(ウィリアムズ)、18位ビアンキ(マルシアF1)、19位チルトン(マルシアF1)でここまでが完走。
リタイヤとなったのはマルドナドとの接触でマシンを大破したディ・レスタ(フォース・インディア)、ブレーキとみられるマシントラブルに見舞われたライコネン(ロータス)、そして同じくマシントラブルのピック(ケータハムF1)の3台だった。
ここまで連続入賞記録を続け、シリーズ・ランキングでも2位に位置したライコネンの記録は惜しくも27戦で途絶えた。
また接戦が繰り広げられたこのレースではペナルティも相次いだ。
ペレス(マクラーレン)にはグロージャン(ロータス)をコースアウトに追い込んだとしてドライブスルー・ペナルティー。
ディ・レスタ(フォース・インディア)との接触でリタイヤに追い込んだマルドナド(ウィリアムズ)には10秒ストップのペナルティ。
またグティエレス(ザウバー)にもショートカットしたとしてドライブスルー・ペナルティーが科せられている。
ベッテルは今回の優勝でシリーズ・ポイントを197まで伸ばし、2位だったライコネンがノーポイントに終わったことから2位(アロンソ)との差を46とほぼ2レース優勝分の大きなものとした。
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