最速ベッテル(レッドブル)、「タイヤ心配していない」
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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シルバーストーン合同テストを最後に締めくくったのは目下3年連続のF1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だった。
今回のテストではレースドライバーによるものはタイヤテストに制限されていてそのプログラムは厳しく規定されベストタイムを出すにはハンディがあったが、それでもこの若き王者には支障にならなかったようだ。
注目のピレリタイヤについても「心配していない」と、余裕をみせた。
このテストプログラムの制限からエース、キミ・ライコネンの参加を見送ったのはロータス・チームだが、代わりにステアリングを託されたニコラ・プロスト(フランス)は若手ドライバーとしては最速の3番手タイムを記録している。
もちろんニコラ・プロストはあのF1で4回王者となったアラン・プロスト氏の子息。
同じくWRCチャンピオンを父名持つカルロス・サインツJr.は4番手タイム。
皮肉にも前日ドライブしたトロ・ロッソの時のほうがこの日のレッドブルよりタイムは速かった。
ウィリアムズではこれが初めてのF1本格ドライブとなるスージー・ウォルフさん(30歳:イギリス)が登場。
タイムもまずまず、ベテランらしく無難にこの日のスケジュールを終えた。
またザウバー・チームではこの日限りの契約という日本の佐藤公哉(23歳)がF1初お目見え。
67周を走って16台中13番目のタイムだったが、資金難が伝えられるチームにとってはマシンが無事に終了したのが喜ばしいことだろう。
トロ・ロッソではロシア人ドライバーのダニール・クビアトを起用したが、コースアウト。
ケータハムのデル・ガルデ、マルシアのゴンザレスらと同様赤旗中断の原因を作っていた。
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