ドイツGPは地元ベッテル初制覇、2-3位にロータス勢
ドイツGPは7日(日)午後、完全なドライコンディションのもとで幕が切られた。
しかしわずか5ラップでマッサ(フェラーリ)が1コーナーでコースアウト、リタイヤ。
9周目にはタイヤ交換のためピットストップしたウェバー(レッドブル)はまだ作業が終わらないうちにスタート。
ピットレーンでタイヤが脱落し、他チームのエリアにいたスタッフを直撃するというアクシデントを起こした。
24周目にはビアンキ(マルシアF1)のエンジンがブローして大きく白煙を上げたがすぐに消火。
しかしマシン回収のためセーフティカーが導入された。
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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結局レースを制したのはスタートから首位に立ったレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテル。
ロータス勢の猛追をかわし、カナダGP以来となる今季4勝目、自身通算30勝目を記録した。
なお信じがたいことにベッテルがホームグランプリとなる母国ドイツGPに勝ったのはこれが初になる。
2位は最後1秒差まで追い上げながら届かなかったライコネン(ロータス)。
3位も同じくロータスのグロージャンが入りバーレーンGPに続く3位表彰台を獲得した。
4位アロンソ(フェラーリ)、5位ハミルトン(メルセデス)、6位は2ストップ作戦のバトン(マクラーレン)、7位はピットでの事故でいったんは最後尾まで落ちながら、セーフティカーによるチャンスも得て追い上げたウェバー(レッドブル)。
ただしおそらくチームにはレース後危険な作業と言うことでペナルティが下される筈だ。
8位ペレス(マクラーレン)、9位ロズベルグ(メルセデスGP)、そして10位がザウバーのヒュルケンバーグでここまでがポイント獲得。
以下、11位ディ・レスタ(フォース・インディア)、12位リカルド(トロ・ロッソ)、13位スーティル(フォース・インディア)、14位グティエレス(ザウバー)、15位マルドナド(ウィリアムズ)、16位ボタス(ウィリアムズ)、17位ピック(ケータハムF1)、18位デル・ガルデ(ケータハム)、19位チルトン(マルシアF1)までが完走。
リタイヤはベルニュ(トロ・ロッソ)、ビアンキ(マルシアF1)、そしてマッサ(フェラーリ)の3台。
なおウィリアムズ・チームは記念すべき600戦目を入賞で飾ることはできなかった。
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